このトピックでは、Pegaでの文字列処理の方法を取り上げて説明します。
型
文字列型(Pega type: Text)は、Pega内部でJavaのString型を使用し表現されます。
チェック処理
Pega標準で用意された関数を一部抜粋します。
- @isDouble(inputString)
文字列が有効な倍精度数を表しているかどうかをチェックします。 - @isInteger(inputString)
文字列が有効な整数を表しているかどうかをチェックします。 - @isLiteral(inputString)
入力がリテラルかプロパティ参照かをチェックします。
検索処理
Pega標準で用意された関数を一部抜粋します。
- @indexOf(strStringToSearch,strStringToSearchFor)
strStringToSearchForにstrStringToSearchが最初に現れたインデックスを返します。値が見つからない場合は -1 を返します。 - @substring(stringToUse,startIndex,endIndex)
文字列のインデックスは0から数えられます。
変換処理
Pega標準で用意された関数を一部抜粋します。
- @toDate(inputString)
文字列を日付型に変換します。 - @toDateTime(inputString)
文字列を日時型に変換します。 - @toDecimal(inputString)
文字列を数値型に変換します。 - @toInt(inputString)
文字列を整数型に変換します。 - @toLowerCase(inputString)
文字列をすべt小文字に変換します。 - @toUpperCase(inputString)
文字列をすべて大文字に変換します。
編集処理
Pega標準で用意された関数を一部抜粋します。
- @replaceAll(aBaseString,aOriginalChars,aNewChars)
文字列aBaseStringのサブ文字列aOriginalCharsをaNewCharsに置き換えて返します。 - @trim(str)
strの頭と後ろのスペースを削除して返します。
補足
テキスト関連のPega標準関数はおもに「String」というライブラリで纏めて公開されているため、Designer StudioのRecordsブラウザで確認できます。