【猫の適切な食事内容と食事習慣について】

猫のエサの「適正量」ドライフードや缶詰、様々なおやつなど、いろいろな猫のエサがありますが、猫の身体に取って、エサの「適正量」を理解しておきましょう。

現状の体格が適正であれば、与えているフードのパッケージに書かれている分量とカロリーを参考にして与えるのが一番良いです。

与えた量をすぐに食べきってしまい、もっと欲しがったとしても、追加で与える必要はございません。

あくまで、適正なカロリー、そして量を守ることが必要です。
少食の猫の場合あまりエサを食べない場合は、より好みをしているだけであれば、自然に食べてくれます。

食が細ければ、エサの種類を変えて、より食べやすいものを探しましょう。

ただ、単に少食だと思っていたら、
『実は胃腸炎などの病気だった。』
という場合もあるので注意が必要です。

あまりにも食べなかったり、下痢をしていたり、痩せてしまったら獣医師の受診が必要となります。
1日の摂取カロリーを守りましょう。1日の摂取カロリーが守られていれば、ドライフードとウェットフードのどちらでも結構です。

ただし、ウェットフードは、水分を多く含んでいるので、あまり水を飲まない猫や泌尿器系の病気を持っている猫には良いと思います。

また水分が多いウェットフードは、ボリュームに対してカロリーが低いので、満腹感があります。

すぐにお腹が空いてしまう猫には、ウェットフードが向いているといえます。
バランスのとれた「総合栄養食」を与えることが大切
ドライフードしか食べない猫もいれば、ウェットフードを好む猫もいますが、それは、猫の好みに合わせてよいのです。

注意して戴きたいのは、ドライフードでもウェットフードでも、猫の基本的な食事には「総合栄養食」を選んでください。

総合栄養食とは、人間にとっての「定食」のようなもので、そのエサと水だけで猫が健康を維持できるフードですので、総合栄養食を食べていれば、バランスの良い栄養が摂取できるのです。
一般食は「おかず」ドライフードでもウェットフードでも、必ずパッケージに記載がありますので、購入する際には確認してください。

それとは逆に一般食とは、人間にとっての「おかず」のようなもので、これだけでは栄養バランスを取ることはできません。

もし、一般食をあげるのであれば、その分のカロリーを総合栄養食から減らす必要がありますので、あげすぎには注意が必要です。