日本でのワールドカップの開催で、一気に人気がブレイクしたラグビーですが、選手たちの姿には多くの人が感動しました。ラグビー選手になるためにはどうしたらいいのでしょうか。ポイントを紹介します。
ラグビーは団体競技なので、チームに所属しましょう。一般的には、高校でラグビー部に入る、大学でラグビー部に入る、社会人クラブチームに所属するということがあげられます。
また地域によっては、子供のラグビーチームやスクールがあり、子供でも選手として試合をすることもできるので、興味を持ち始めたら利用するのもいいでしょう。
選手になって上を目指したい
その中でも特にラグビーで上を目指して頑張っていきたいという場合は、高校や大学で全国選手権大会に出場することも重要です。また、強豪校にあえて飛び込むというのも一つの手段でしょう。
そこで活躍すると、有名なクラブチームからのスカウトが来たり、U17・U20などの代表選手に選抜されたりすることもあり、レベルの高いチームに所属できるチャンスも生まれます。
合同トライアウトにも挑戦
社会人企業のトップリーグチームの選手になるために、合同トライアウトに参加するという手段があります。狭き門ではありますが、トップリーグチームから声がかからなかった選手、下部リーグで活躍中の選手、海外でプレーしている選手、地方の大学で活動している選手など、スカウトの目の届きにくい選手の発掘を目的にしています。
選手として必要なこと
ラグビーは球技ですが、人とのぶつかり合いが多く、格闘技的要素もあります。気持ちで負けない精神力の強さ、瞬時の判断力、身体的強さについて、あるに越したことはありません。
また、チームワークが大事な競技なので、ラグビー技術が優れているだけではなく、仲間とのコミュニケーション能力も必須です。
日本代表選手になるための条件
以下の条件のうち一つでもあてはまれば、日本代表として選抜されることが可能です。
日本で生まれた。両親または、祖父母が日本人である。日本に3年以上居住している。(2020年から5年に変更)
ほとんどのスポーツは、その国の国籍を持つことを条件としていますが、ラグビーは、少し違います。国籍は条件にはありませんが、その国の代表になった場合には、母国での代表にはなれないというルールがあり、非常に重い選択であるといえるでしょう。
法律上の国籍ではなく、選手個人の気持ちや選択がどこにあるのかの重視ということになります。