概要
転記済みの会計伝票の明細情報が格納されます。未転記の会計伝票の明細はこのテーブルに格納されます。 BSEGはクラスタテーブルであるため、BKPFと結合検索することができません。
項目一覧
No. | PK | 技術名称 | 名称 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | BUKRS | 会社コード | - |
2 | ○ | BELNR | 伝票番号 | - |
3 | ○ | GJAHR | 会計年度 | - |
4 | ○ | BUZEI | 明細 | - |
5 | - | - | - | - |
項目明細
BSEGテーブルに格納されるデータを分類毎にまとめて説明します。
システム制御情報
システム制御に利用される情報は主に以下の項目があります。
- 転記キー(BSCHL)
転記キーにより、勘定明細の勘定タイプと貸借区分が決定されます、それにその他の登録データも確定されます。 - 金額転記ストリング(BUSTW)
勘定の基本情報
勘定の基本情報は以下の項目があります。
- 総勘定元帳勘定(HKONT)
HKONTには本当の総勘定元帳勘定コードが格納されます - G/L勘定(SAKNR)
SAKNRには、取引先(仕入先または得意先)の統制勘定コードが格納されます。 統制勘定ではない明細にはSAKNRが空白になります。
普通の統制勘定明細には、SAKNRの値がHKONTと同じになります。
普通の統制勘定明細には、HKONTに特殊の総勘定元帳勘定コード、SAKNRに統制勘定コードがそれぞれ格納されます。 - 勘定タイプ(KOART)
会計伝票明細の勘定タイプは以下の5種類が存在します。- A:資産
- D:得意先
- K:仕入先
- M:品目
- S:総勘定元帳
- 借方/貸方(SHKZG)
借方か貸方かを示すフラグです。 H:貸方、S:借方。 - 貸借対照表勘定(XBILK)
B/S勘定かどうかを示すフラグです。 空白か“X”かが設定されます。 - 損益計算書勘定(GVTYP)
損益勘定かどうかを示すフラグです。 空白か“Z”かが設定されます。 - グループ勘定コード(ALTKT)
- 総勘定元帳の取引タイプ(VORGN)
金額情報
会計伝票明細にはいくつかの金額が保持されています。
- 国内通貨額(DMBTR)
- 伝票通貨額(WRBTR)
- 総勘定元帳金額(PSWBT)、総勘定元帳通貨(PSWSL)
総勘定元帳通貨は必ず国内通貨、伝票通貨の何れかに一致します。
消費税情報
消費税情報はすべての勘定タイプの勘定明細にとも設定されることがありますので、勘定タイプ別に説明します。
- 仕入先勘定
買掛金がすべて同一の税率で掛けられている場合、該当税コードは税コード(MWSKZ)に格納されます。
買掛金に異なる税率が含められている場合、税コード(MWSKZ)に“**”が格納されるとともに、税コード(MWSK1~3)、国内通貨額(DMBT1~③)、伝票通貨額(WRBT1~3)に各税率(三つまで)の税コードと課税対象金額がそれぞれ格納されます。 - 得意先勘定
仕入先勘定の仕様に参照ください、買掛金を売掛金に書き換えるだけです。 - 資産勘定
資産金額の増減が関わっている消費税コードは税コード(MWSKZ)に格納されます。 - 品目勘定
品目在庫金額の増減が関わっている消費税コードは税コード(MWSKZ)に格納されます。 - 総勘定元帳勘定
消費税勘定の明細には、税コード(MWSKZ)には該当消費税金額の税コードが格納されます。
支払情報
- 支払条件ZTERM
- 支払方法ZLSCH
- 支払保留ZLSPR
- 支払基準日ZFBDT
源泉徴収税情報
源泉徴収税は、拡張源泉徴収税が有効化されているかないかによって動作が異なります。
- 拡張源泉徴収税が有効化されていない(従来の源泉徴収税方式)
仕入先勘定、得意先勘定、総勘定元帳(源泉徴収税)の勘定明細には、源泉徴収税コード(QSSKZ)に該当明細が関わる源泉徴収税コードが格納されます。 - 拡張源泉徴収税が有効化されている(拡張源泉徴収税方式)
仕入先勘定、得意先勘定の勘定明細には、源泉徴収税があった場合、源泉徴収税コード(QSSKZ)に“XX”がはいり、源泉徴収税)の勘定明細には、源泉徴収税コードではなく、源泉徴収税タイプがはいるようです。
おそらくBSEGはこのケースにうまく対応できていないと考えられます。
かわりに、仕入先勘定、得意先勘定の源泉徴収税詳細情報はWITH_ITEMから取得可能です。
資産勘定の個別情報
資産勘定明細の場合のみ設定される情報は以下のものがあります。
- 資産番号(ANLN1)
- 資産補助番号(ANLN2)
- 資産取引タイプ(ANBWA)
- 資産評価日(BZDAT)
品目勘定の個別情報
品目勘定明細の場合のみ設定される情報は以下のものがあります。
- 品目コード(MATNR)
- プラント(WERKS)
- 基本数量単位での数量(MENGE)
- 基本数量単位(MEINS) 在庫管理の単位
- 入力単位での数量(ERFMG)
- 入力単位(ERFME) 入出庫伝票で指定された入力単位
- 購買発注価格単位での数量(BPMNG)
- 購買発注価格単位(BPRME) 購買発注伝票で指定された購買発注価格単位
- 原価管理区分(VPRSV)
- 評価レベル(BWKEY)
- 評価タイプ(BWTAR)
概要
会計伝票のヘッダ情報が格納されます、未転記伝票のヘッダ情報もこのテーブルに格納されます。
項目一覧
No. | PK | 技術名称 | 名称 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | BUKRS | 会社コード | - |
2 | ○ | BELNR | 伝票番号 | - |
3 | ○ | GJAHR | 会計年度 | - |
4 | - | - | - |
項目明細
BKPFテーブルに格納されるデータを分類毎にまとめて説明します。
システム制御情報
システム制御に利用される情報は主に以下の項目があります。
- 伝票ステータス(BSTAT)
特殊機能のある 伝票 が伝票ステータスにより示されています。以下一部の値です。- 空白:通常の転記済伝票
- A:消し込み伝票
- B:消込済明細再登録伝票
- D:繰返伝票
- M:モデル伝票
- V:未転記伝票
- Z:削除ずみの未転記伝票
実行関連情報
- どの処理で生成されたデータなのか
トランザクションコード(TCODE)にこの伝票を生成した処理のトランザクションコードが格納されます。 - いつ登録されたデータなのか
会計伝票登録日(CPUDT)と登録時刻(CPUTMに、この伝票が登録された日付と時刻がそれぞれ格納されます。 - 最後に変更されたのがいつなのか
変更日(AEDAT)に、最後にの伝票が変更された日付が格納されます。
但し、伝票登録後に一度も変更がなかった場合、この項目が空白になります。
なお、このテーブルに最終更新日(UPDDT)という項目がありますが、実際には使用されていないようです。 - 起票者と転記者がそれぞれ誰なのか
会計伝票は直転記のものもあれば、申請者より未転記伝票を起票してから承認者が転記するものもあります。
そのため、起票者と転記者を判別するには、以下のようにロジックを組む必要があります。- 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)の場合(未転記伝票)
起票者= 「ユーザ名」(USNAM)
転記者= 空白 - 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)以外の場合(転記済伝票)
起票者= 「未転記者名」(PPNAM) 但し、「未転記者名」(PPNAM)が空白の場合(直転記のケース)なら、「ユーザ名」(USNAM)
転記者= ユーザ名」(USNAM)
フリー入力情報
フリー入力項目とは標準テーブルに格納されますが、システムに管理されず、ユーザが自由に入力可能な項目のことです。 ユーザ個別要件を実現するためのEXIT実装にもこれらの項目がよく活用されます。
- 参照伝票番号(XBLNR)
伝票番号が書いておりますが、ECCシステム内の伝票のことではありません。
通常、取引先から受領した請求書や納品書に記載されている取引先側番号を記入することが多いが、別の用途として自由に利用してもよい項目です。 - 伝票ヘッダ Text(BKTXT)
- 参照キー1(XREF1_HD)
- 参照キー2(XREF2_HD)
- 参照キー3(XREF3_HD)
通貨情報
会計伝票ヘッダには様々な種類の通貨情報が格納されています。
- 伝票通貨
通貨コード(WAERS)、換算レート(KURSF) - 国内通貨
国内通貨(HWAER)、換算レートは国内通貨と換算するレートのため、国内通貨の換算レート項目はなし
第2国内通貨(HWAE2)、第2国内通貨の換算レート(KURS2)
第3国内通貨(HWAE3)、第3国内通貨の換算レート(KURS3)
伝票
転記済
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | BKPF | 会計伝票ヘッダ | - | - |
2 | BKPF | 会計伝票ヘッダ | - | - |
3 | BSEG | 会計伝票明細 | - | - |
4 | BSEC | 会計伝票ワンタイム勘定情報 | - | - |
5 | BSED | 会計伝票手形情報 | - | - |
6 | BSET | 税データ | - | - |
7 | BSAD | 得意先別決済明細データ | - | - |
8 | BSID | 得意先別未決済明細データ | - | - |
9 | BSAK | 仕入先別決済明細データ | - | - |
10 | BSIK | 仕入先別未決済明細データ | - | - |
11 | BSAS | 総勘定元帳決済明細データ | - | - |
12 | BSIM | 品目別決済明細データ | - | - |
13 | BSIS | 総勘定元帳未決済明細データ | - | - |
14 | GLT0 | 総勘定元帳取引金額(月次)データ | - | - |
15 | KNC1 | 得意先取引金額(月次)データ | - | - |
16 | KNC3 | 得意先特殊仕訳取引金額データ | - | - |
17 | LFC1 | 仕入先取引金額(月次)データ | - | - |
18 | LFC3 | 仕入先特殊仕訳取引金額データ | - | - |
19 | WITH_ITEM | 会計伝票源泉徴収税データ | - | - |
未転記
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | VBKPF | 未転記会計伝票ヘッダ | - | - |
2 | VBSEGA | 未転記会計伝票明細(資産) | - | - |
3 | VBSEGD | 未転記会計伝票明細(得意先) | - | - |
4 | VBSEGK | 未転記会計伝票明細(仕入先) | - | - |
5 | VBSEGS | 未転記会計伝票明細(総勘定) | - | - |
伝票データ(二次)
検索や集計のための二次テーブルです、オリジナル伝票データを元にテーブルのデータが転記されます。
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | ACCTCR | FI/CO 伝票からの圧縮データ - 通貨 | - | - |
2 | ACCTHD | FI/CO 伝票からの圧縮データ - ヘッダ | - | - |
3 | ACCTIT | FI/CO 伝票からの圧縮データ - 明細 | - | - |
4 | FAGLFLEXT | 総勘定元帳: 合計 | - | - |
カスタマイジング
基本
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | T856 | 取引タイプ | T856T | |
2 | TABW | 資産取引タイプ | TABWT |
消費税
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | T005 | 国コード | T005S | |
2 | T007A | 税キー | T007S |
源泉徴収税
No. | 技術名称 | 名称 | テキストテーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | T001 | 会社コード | - | - |
2 | T001WT | 会社毎の源泉徴収税タイプ | - | - |
3 | T059P | 源泉徴収税タイプ | T059U | |
4 | T059Z | 源泉徴収税コード (拡張機能) | T059ZT | |
5 | T059FB | 源泉徴収税計算論理式 (拡張機能) | - |
ほとんどの実運用で拡張源泉徴収税機能が利用されるため、このトピックでは拡張源泉徴収税機能を取り上げてそのカスタマイズを説明します。
IMGツール
主なカスタマイズ
1.有効化
2.タイプ定義
定義: 源泉徴収税タイプ (支払転記) IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税タイプ→定義: 源泉徴収税タイプ (支払転記) 債務支払時に源泉徴収税を自動転記する場合の源泉徴収税タイプを定義する 定義: 源泉徴収税タイプ (請求書転記) IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税タイプ→定義: 源泉徴収税タイプ (請求書転記) 債務計上時に源泉徴収税を自動転記する場合の源泉徴収税タイプを定義する
3.会社毎の源泉税タイプ割り当て
割当: 源泉徴収税タイプ → 会社コード IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→会社コード→割当: 源泉徴収税タイプ → 会社コード 各社要件により、債務計上時計上)、債務支払時計上のいずれかまたは両方を割当てる。
4.源泉徴収税コード
定義: 源泉徴収税コード IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税コードー>定義: 源泉徴収税コード 預かり源泉税額の自動計算根拠となる源泉徴収税コードを定義する。
5.源泉徴収税キー
定義: 源泉徴収税キー IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→基本設定→定義: 源泉徴収税キー 源泉徴収税タイプ別源泉税コード別に、源泉徴収税計算式を定義する。
6.税率設定
定義: 源泉徴収税論理式 IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→計算→源泉徴収税コードー>定義: 源泉徴収税論理式 源泉徴収税タイプ別源泉税コード別に、源泉徴収税計算式を定義する。
7.税勘定
定義: 納付予定源泉徴収税勘定 IMG→財務会計 (新規)→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→転記→源泉徴収税勘定→定義: 納付予定源泉徴収税勘定 預かり源泉税計上時に自動転記される源泉徴収税用の勘定コードを定義する。
内部処理キー WIT
このトピックでは、 固定資産管理の業務処理概要を取り上げて説明します。
概要
日常業務
マスタ管理
資産ごとに様々な管理情報を登録しておくのが「資産マスタ」です、資産マスタの登録情報には以下のものがあります。
- 名称
- コード
- 所属会社
- 費用負担部門
- 数量
- 所在地
- 取得年月日
- 償却方法
- 耐用年数
- …
資産マスタは資産1件ごとに登録するのが通例ですが、付属部品や組み合わせて使用する資産については本体を(親)資産マスタに登録しておき、付属部品は「補助資産マスタ」という(子)マスタに登録して管理することができます。
以下のような機能が用意されております。
- 資産のマスタレコードを登録
⇒ AS01 - 資産のマスタレコードを変更
⇒ AS02 - 資産のマスタレコードを照会
⇒ AS03 - 資産マスタレコードの変更履歴を照会
⇒ AS04 - 資産のマスタレコードをロック
⇒ AS05 - 資産のマスタレコードを削除
⇒ AS06
以下の表で資産登録の業務プロセスの例を示します。
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
- | 1 | 資産購入手続きン | - | システム外処理、手作業 |
2 | 資産登録 | AS01 | - | |
3 | 登録後確認 | AR01 | - |
記帳処理
資産の計上、売却などの取引はすべて資産伝票として記帳されます。
以下のような汎用的な機能が用意されています。
- 資産伝票登録
⇒ AB01 - 資産伝票変更
⇒ AB02 - 資産伝票照会
⇒ AB03
上記以外にも他の業務プロセスに資産伝票登録が統合されたり、取引種類ごとに専用のトランザクションが多数存在しています。
資産計上
資産計上の前には固定資産マスタの登録が必要です。資産マスタは資産の「箱」に過ぎませんので、資産マスタの登録の時点ではまだ資産は計上されていなく、資産計上には別途何かの伝票入力の処理が必要になります。
資産計上処理は、基本的にほかの業務プロセスに統合されています。
購買処理からの資産計上
資産の購入プロセスも他の資材購入と基本的には同じですが、最大の違いは固定資産マスタの登録 が必要である点です。購買発注前にマスタ登録をしておき、発注時に資産マスタ番号を指定した発注を行います。
通常は検収がされた時点で資産計上されますが、場合によっては請 求書照合時の資産計上となります。
設備投資案件からの資産計上
設備投資案件でWBSを使って一時的に回収された原価は定期的にまたは完了時に建設仮勘定に決済する必要があります。
- WBSを一括決済
⇒CCJ8G - WBSを個別決済
⇒CJ88 - WBSの決済状況を確認
⇒CJIC
建設仮勘定から本資産への転記
建設仮勘定が使用された場合、最終的に資産振替機能を使用して建設仮勘定の金額を本資産に転記する必要があります。
資産異動
資産異動には、除却や、売却、投資援助、振り替えなどがあります。
- 資産を除却
⇒ABAVN - 資産を売却
⇒ABAON - 投資援助
⇒ABIF - 別の資産に振替
⇒ABUMN
以下の表で資産異動の業務プロセスの例を示します。
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
除却 | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 現物廃棄 | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 資産除却 | ABAVN | - | |
5 | 除却後確認 | AR01 | - | |
売却 | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 売却手続き | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 資産売却 | ABAON | - | |
5 | 売却後確認 | AR01 | - | |
6 | 未収入金登録 | FV50 | - | |
7 | 未収入金計上承認 | FBV0 | 未転記伝票を転記して未収入金計上を確定 | |
減損 | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 減損手続き | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 償却記帳 | AFAB | - | |
5 | 減損後確認 | AR01 | - | |
取引の取消 | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 取引取消手続き | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 取消記帳 | AB08 | 反対仕訳を転記する | |
5 | 取引取消後確認 | AR01 | - | |
休止 | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 休止手続き | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 資産休止 | AS02 | 資産変更の時間依存タブで資産休止にチェックを付ける | |
5 | 休止後確認 | AR01 | - | |
圧縮(直接減額) | 1 | 資産台帳出力 | AR01 | - |
2 | 対象資産確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 補助関連手続き | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 圧縮(直接減額) | ABIF | - | |
5 | 圧縮後確認 | AR01 | - |
月次業務
固定資産管理の月次業務には、主に減価償却処理があります。
- 償却記帳
⇒AFAB
取得済固定資産に対する減価償却を行います。 - 減価償却再計算
⇒AFAR
特定の状況より、個別(或いは複数)の固定資産の計画当期償却額の再計算を行う必要はあります。- カスタマイジングで償却キーを変更した場合。
- 一括変更を行い、そしてその変更が償却関連データに影響を与えた場合。
- 償却記帳ログを確認
⇒AFBP
実行した減価償却のログ照会を行います。本転記後は、こちらの画面からスプールの確認をすること可能です
以下の表で減価償却の業務プロセスの例を示します。
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
- | 1 | 償却シミュレーション | S_ALR_87012936 | - |
2 | 償却記帳 | AFAB | - | |
3 | 償却後確認 | AR01 | - |
年次業務
年度末処理としては、以下のような機能があります
- AJRW 資産会計年度変更
翌会計年度をオープンします。本処理を行うことで、翌会計年度での固定資産取引の計上が可能となります。 - AJAB 年度末処理
年度末処理を実施することにより、クローズした年度以前の値の転記または変更を行うことができなくなります。 - OAAQ 年度末処理:取消
再度年度末処理を実行すると、対象の会社の年度は自動的にクローズ年度に変更されます。
なお、固定資産税納税関連には、以下のような機能があります。
- 資産税レポート出力
⇒ S_ALN_01001767
以下の表で納税の業務プロセスの例を示します。
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
税務 | 1 | 償却資産税レポート出力 | S_ALN_01001767 | ・償却資産税レポートを出力して、申告書を作成 |
2 | 申告書提出 | - | 税務署に申告書を提出 | |
3 | 償却資産税登録 | FV60 | 課税通知書に基づいて償却資産税を登録 | |
4 | 債務計上承認 | FBV0 | 未転記伝票を転記して債務計上を確定 |
その他
その他には、以下のような機能が用意されております。
- 資産の状況を確認
⇒ AW01N 資産エクスプローラ - 資産管理台帳を照会
このトピックでは、 債務管理の業務処理概要を取り上げて説明します。
概要
日常業務
債務計上
債務計上の登録
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
承認プロセス無 | 1 | - | FB60(請求書入力(enjoy)) FB65(クレジットメモ入力(enjoy)) F-43(請求書入力) F-41(未転記クレジットメモ入力) | - |
承認プロセス有 | 1 | 未転記伝票起票 | FV60(未転記請求書入力(enjoy)) FV65(未転記クレジットメモ入力(enjoy)) F-63(未転記請求書入力) F-66(未転記クレジットメモ入力) | - |
2 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
債務計上の変更
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FB02 | - |
未転記の場合 | 1 | 未転記伝票起票 | FV60(未転記請求書入力(enjoy)) FBV2(未転記伝票変更) | - |
2 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
債務計上の取消
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FB08(伝票の反対仕訳) | - |
未転記の場合 | 1 | 未転記伝票取消 | FV60(未転記請求書入力(enjoy)) FBV0(未転記請求書削除) | - |
取消済債務計上再登録
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FBRA(伝票の反対仕訳) | - |
支払処理
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
現金払い | 1 | - | FB05 | - |
振込払い(マニュアル) | 1 | - | FB05 | - |
振込払い(自動) | 1 | 支払提案パラメータ作成 | F110 | - |
2 | 支払提案実行 | F110 | - | |
3 | 支払提案一覧出力 | F110 | - | |
4 | 支払処理 | F110 | - | |
小切手払い | 1 | - | FB05 | - |
海外送金 | 1 | - | FB05 | - |
このトピックでは、 債権管理の業務処理概要を取り上げて説明します。
債権計上
債権の登録
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
承認プロセス無 | 1 | - | FB70(請求書入力(enjoy)) FB75(クレジットメモ入力(enjoy)) F-22(請求書入力) F-27(未転記クレジットメモ入力) | - |
承認プロセス有 | 1 | 未転記伝票起票 | FV70(未転記請求書入力(enjoy)) FV75(未転記クレジットメモ入力(enjoy)) F-64(未転記請求書入力) F-67(未転記クレジットメモ入力) | - |
2 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
債権の変更
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FB02 | - |
未転記の場合 | 1 | 未転記伝票起票 | FV70(未転記請求書入力(enjoy)) FBV2(未転記伝票変更) | - |
2 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
債権の取消
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FB08(伝票の反対仕訳) | - |
未転記の場合 | 1 | 未転記伝票取消 | FV60(未転記請求書入力(enjoy)) FBV0(未転記請求書削除) | - |
取消済債権再登録
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
転記済の場合 | 1 | - | FBRA(伝票の反対仕訳) | - |
入金処理
以下の表に示される各業務プロセスは、債権消込処理を承認プロセスなしにしております。 承認プロセスが発生する場合は、FB05(消込転記)がFV50(未転記G/L伝票入力)→FBV0(未転記伝票転記)に変わります。
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
振込入金 | 1 | 支払通知受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 |
2 | 入金予定確認 | FBL5N | 得意先からの入金予定を確認 | |
3 | 入金通知受領(銀行から) | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 入金確認 | FBL5N | 得意先からの入金金額を確認 | |
5 | 債権消込 | FB05 | 処理対象の取引を入金として債権消込を転記 | |
6 | 受領書発行 | - | システム外処理、手作業 | |
現金入金 | 1 | 支払通知受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 |
2 | 入金予定確認 | FBL5N | 得意先からの入金予定を確認 | |
3 | 現金受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 金額確認 | FBL5N | 得意先からの現金金額を確認 | |
5 | 債権消込 | FB05 | 処理対象の取引を入金として債権消込を転記 | |
6 | 受領書発行 | - | システム外処理、手作業 | |
小切手入金 | 1 | 支払通知受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 |
2 | 入金予定確認 | FBL5N | 得意先からの入金予定を確認 | |
3 | 小切手受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 | |
4 | 金額確認 | FBL5N | 得意先からの小切手金額を確認 | |
5 | 銀行持込 | - | システム外処理、手作業 | |
6 | 債権消込 | FB05 | 処理対象の取引を入金として債権消込を転記 | |
7 | 受領書発行 | - | システム外処理、手作業 | |
前受金入金 | 1 | 前受金受領(取引先から) | - | システム外処理、手作業 |
2 | 金額確認 | - | システム外処理、手作業 | |
3 | 前受金計上 | FV70 | - | |
4 | 売掛金確認 | FBL5N | 得意先への売掛金を確認 | |
5 | 債権消込 | FB05 | 前受金から債権消込を転記 | |
受取手形(受領) | 1 | 入金予定確認 | FBL5N(得意先明細照会) | - |
2 | 受取手形計上 | F-36 | - | |
3 | 会計伝票発行・確認 | FB03 | - | |
受取手形(取立) | 1 | 受取手形取立 | FBWE | - |
2 | 会計伝票発行・確認 | FB03 | - | |
3 | 銀行持込 | - | - | |
受取手形(満了日) | 1 | 手形一覧確認 | S_ALR_87012208 S_ALR_87012209 | - |
2 | 手形入金処理 | S_ALR_87012211 | - | |
3 | 会計伝票発行・確認 | FB03 | - | |
債権債務相殺 | 1 | - | FB05 | - |
ファクタリング処理 | 1 | - | FB05 | - |
日次
会計伝票起票
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
承認プロセス無 | 1 | - | FB01 | - |
承認プロセス有 | 1 | 未転記伝票起票 | FV50 | - |
2 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
月次
残高確認
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
- | 1 | - | FAGLL03(勘定明細照会) | - |
消費税
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
未払分計上 | 1 | 消費税確認 | S_ALR_87012357 | - |
2 | 未払消費税計上 | FB41 | - | |
申告納付 | 1 | 支払消費税確認 | S_ALR_87012357 | - |
2 | 支払消費税計上 | FV60 | - | |
3 | 支払消費税計上 | FBV0 | - |
年次
残高繰越
分類 | プロセスNo | プロセス名称 | トランザクションコード | 処理詳細 |
---|---|---|---|---|
- | 1 | 総勘定元帳残高繰越 | FAGLGVTR | - |
2 | 未転記伝票起票 | FV50 | - | |
3 | 未転記伝票承認 | FBV0 | - |
このトピックでは、財務会計(FI)モジュールの標準機能を取り上げて一覧化します。
マスタ(+残高)
勘定コード
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FAGLB03 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>勘定コード>残高照会 (新) | 勘定コード単位の残高を確認します |
FS00 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>共通 | 勘定コードの基本データを処理します |
FS04 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>共通 | 勘定コードの基本データの変更履歴を照会します |
FS10N | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>勘定コード>残高照会 | 勘定コード単位の残高を確認します |
FSP0 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>勘定コード表 | 勘定コードの勘定コード表ビューデータを処理します |
FSP4 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>勘定コード表 | 勘定コードの勘定コード表ビューデータの変更履歴を照会します |
FSS0 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>個別処理>会社コード | 勘定コードの会社コードビューデータを処理します |
FSS4 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>マスタレコード>G/L 勘定>変更履歴照会>会社コード | 勘定コードの会社コードビューデータの変更履歴を照会します |
S_ALR_87012333 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>マスタデータ>勘定コード一覧 | 勘定科目一覧 |
得意先
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FD01 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>登録 | 得意先のマスタデータを登録します |
FD02 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>変更 | 得意先のマスタデータを変更します |
FD03 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>照会 | 得意先のマスタデータを照会します |
FD05 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>得意先ブロック/解除 | 得意先をロックします |
FD06 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>得意先削除フラグ | 仕入先を論理削除します |
FD08 | 会計管理>財務会計>債権管理>マスタレコード>照会>得意先変更確認 | 得意先変更確認 |
FD10N | - | 得意先残高照会 |
仕入先
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FK01 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>登録 | 仕入先のマスタデータを登録します |
FK02 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>変更 | 仕入先のマスタデータを変更します |
FK03 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>照会 | 仕入先のマスタデータを照会します |
FK05 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>仕入先ブロック/解除 | 仕入先をロックします |
FK06 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>仕入先削除フラグ | 仕入先を論理削除します |
FK08 | 会計管理>財務会計>債務管理>マスタレコード>照会>仕入先変更確認 | 仕入先変更確認 |
FK10N | - | 仕入先残高照会 |
固定資産
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
AS01 | 会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>登録>資産 | 資産のマスタデータを登録します |
AS02 | 会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>変更>資産 | 資産のマスタデータを変更します |
AS03 | 会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>照会>資産 | 資産のマスタデータを照会します |
AS05 | 会計管理>財務会計>固定資産管理>資産>ロック>資産 | 資産をロックします |
AS93 | ‐ | 旧資産データ照会 |
AW01N | ‐ | 資産エクスプローラ |
S_ALR_87011963 | ‐ | 資産残高 |
S_ALR_87011964 | ‐ | 資産残高 |
S_ALR_87011966 | ‐ | 資産残高 |
S_ALR_87012050 | ‐ | 資産取得 |
S_ALR_87012052 | ‐ | 資産除却 |
銀行
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FI01 | 会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>登録 | 銀行のマスタデータを登録します |
FI02 | 会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>変更 | 銀行のマスタデータを変更します |
FI03 | 会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>照会 | 銀行のマスタデータを照会します |
FI06 | 会計管理>財務会計>銀行>マスタデータ>銀行マスタ>照会 | 銀行のマスタデータを削除します |
FI12 | ‐ | 取引銀行定義 |
会計伝票
共通
全伝票タイプを処理できる機能です。
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FB01 | - | 本転記の会計伝票を直接登録します |
FB02 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>変更 | 転記済の会計伝票を変更します |
FB03 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>照会 | 転記済の会計伝票を照会します |
FB04 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>変更履歴照会 | 転記済会計伝票の変更履歴を照会します |
FB05 | - | 消し込み転記を行います |
FB08 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>反対仕訳>個別反対仕訳 | 会計伝票に対する反対仕訳伝票を個別登録します |
FBRA | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票>消込済明細再登録 | 消込済明細を再登録します |
FBV0 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>転記/削除 | 登録済の未転記伝票を承認します |
FBV2 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>変更 | 登録済の未転記伝票を変更します |
FBV3 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>照会 | 登録済の未転記伝票を照会します |
FBV4 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>ヘッダ変更 | 登録済の未転記伝票のヘッダを変更します |
FBV5 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>変更履歴照会 | 登録済の未転記伝票の変更履歴を照会します |
FBV6 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>未転記伝票>却下 | 登録済の未転記伝票を却下します |
FAGLL03 | - | 勘定、会社コード、照会対象明細を指定し、勘定明細を表示します。 |
G/L伝票
G/L伝票を処理する機能です。
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FB50 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票入力>G/L 勘定伝票入力 (Enjoy) | G/L勘定伝票を登録します |
FV50 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>伝票入力>未転記 G/L 伝票入力 (Enjoy) | 未転記G/L勘定伝票を登録します |
FBL3N | - | 勘定コード明細照会 |
債務
債務伝票を処理する機能です。
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FB60 | 会計管理>財務会計>債務管理>伝票入力>請求書(Enjoy) | 仕入先からの請求書を登録します |
FV60 | 会計管理>財務会計>債務管理>伝票入力>未転記請求書入力 (Enjoy) | 未転記仕入先請求書を登録します |
FBL1N | - | 仕入先明細照会 |
F110 | - | 自動支払 |
FBZP | - | 支払プログラム |
債権
債権伝票を処理する機能です。
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FB60 | 会計管理>財務会計>債務管理>伝票入力>請求書(Enjoy) | 得意先への請求書を登録します |
FV60 | 会計管理>財務会計>債務管理>伝票入力>未転記請求書入力 (Enjoy) | 未転記得意先請求書を登録します |
FBL5N | - | 得意先明細照会 |
会計帳簿
SAP ERPの代表的なFI基本帳簿体系
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
PG:RFHABU00 | - | 伝票ファイルからの総勘定元帳 |
S_ALR_87012277 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>勘定残高>一般>G/L勘定残高>明細仕訳帳 | 残高試算表:総勘定元帳勘定コード残高 |
S_ALR_87012277 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>勘定残高>一般>G/L勘定残高>明細仕訳帳 | 残高試算表:総勘定元帳勘定コード残高 |
PG:RFKSLD00 | - | 国内通貨仕入先残高 |
PG:RFDSLD00 | - | 国内通貨得意先残高 |
S_ALR_87012287 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>伝票仕訳帳 | 伝票仕訳帳 |
S_ALR_87012289 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>要約仕訳帳 | 要約仕訳帳 |
S_ALR_87012291 | 会計管理>財務会計>総勘定元帳>情報管理>総勘定元帳レポート(新)>伝票>一般>明細仕訳帳 | 明細仕訳帳 |
S_ALR_87011990 | - | 資産台帳 |
FBCJ | - | 小口現金出納帳 |
FBCJC0 | - | 小口現金出納帳の設定 |
FBCJC1 | - | 小口現金出納帳の伝票番号範囲 |
FBCJC2 | - | 小口現金出納帳の取引名 |
決算・ 繰越
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
FC10 | ‐ | 財務諸表 |
FAGLGVTR | ‐ | 残高繰越 |
F.07 | ‐ | 債権債務残高繰越 |
税金
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
S_P00_07000134 | ‐ | 一般源泉徴収税レポート |
S_PL0_09000447 | ‐ | (仕入先の)源泉徴収税申告書 |
S_ALR_87012357 | ‐ | 消費税レポート |
S_ALN_01001767 | ‐ | 日本用償却資産税レポート |
会計年度・会計期間
TrCd | 代表メニューパス | 機能説明 |
---|---|---|
OB52 | ‐ | 会計上会計期間OPEN |
AJRW | ‐ | 資産会計年度変更 |
その他
TrCd | 説明 |
---|---|
F-53 | 支払転記 |
F-54 | 仕入先前払金消込 |
F-55 | 統計転記 |
F-56 | 統計転記反対仕訳 |
F-57 | 仕入先備忘明細 |
F-58 | 支払印刷 |
F-59 | 支払請求 |
F-63 | 仕入先請求書の未転記 |
F-64 | 得意先未転記請求書 |
F-65 | 未転記伝票入力 |
F-66 | 仕入先未転記クレジットメモ |
F-67 | 得意先未転記クレジットメモ |
F-90 | 仕入先からの取得 |
F-91 | 決済勘定により転記された資産取得 |
F-92 | 得意先への資産売却 |
FAGL_FC_VAL | 外貨建て:評価替えの実行 |
FBBP | 勘定決定システム設定変更 |
FBD1、FBD2、FBD3 | 繰返伝票登録、変更、照会 |
FBKP | 管理 財務会計システム設定 |
FBMP | 督促処理 |
FBN1 | 会計伝票番号範囲 |
FBR2 | 伝票参照転記 |
FBTP | テキスト決定システム設定変更 |
FBU3 | 会社間取引照会 |
FD11 | 得意先勘定分析(売掛金残高確認) |
FEBA | 銀行報告書編集 |
FF_5 | 銀行報告書インポート全銀協(日本) |
FF7A | 資金管理と予測 |
FMIR | ビュー“オープン期間指定” 変更:概要 |
FSE2 | 財務諸表バージョン変更 |
FSS0 | 項目ステータスグループ割当 |
FTXP | 消費税コード定義 |
概要
源泉徴収及び源泉徴収税とは
源泉徴収とは、給与・報酬などの支払者が、給与・報酬などを支払う際にそれから所得税などを差し引いて国などに納付する制度であり、源泉徴収税は源泉徴収された税金のことです。
日本の源泉徴収税
主に個人に対しての支払金額が対象となる(受領者が法人の場合は、馬主に対する競馬の賞金のみが対象)
構成要素
源泉徴収税タイプ
源泉徴収税タイプによって以下が定義されます。
- 転記時期
税タイプ作成の最初から請求時転記と支払時転記とのどちらかに指定できます。 - 転記される勘定
自動仕訳処理で税額が転記される勘定はタイプごとに指定します。 - その他の制御情報
下記の図で示されるように、課税基準額の判断を正味額にするか総額にするかやマニュアル入力可能かどうかなどの設定も税タイプ毎に制御可能です。
源泉徴収税コード
源泉徴収税コードによって以下が定義されます。
- 税額の計算方法
- 課税基準額の計算
- 課税率
- 軽減率
税額が転記される税勘定
手順
- 国毎に徴収税タイプを定義
- 徴収税コードを定義、
- 税率などを決定
- 会社に必要な税タイプを割当
- 税タイプに転記時仕訳勘定コードを割当