保存のポイント
チャック付き保存袋を使う
- 食べかけのお菓子以外など、チャック付きの密封できる保存袋に入れて保存する。
- 空気を抜き密封することでおいしい状態をキープできる。
- せんべいの場合は同封されている乾燥材と一緒に入れて保管する。
高温多湿を避けて保管
- 温かい空気には水分が含まれている。開封したお菓子が吸気中の水分を吸わないように気温や湿気が低い場所で保存する。
- 夏場なら、冷房が効いている部屋や冷蔵庫で保存。チョコやクリームが含まれているものや未開封でも湿気るせんべい。
- クッキーやホットケーキなど手作りのお菓子は冷めてから密封する。
お菓子の区分
分類 | 生菓子 | 半生菓子 | 干菓子 |
---|---|---|---|
和菓子 | もち、蒸し、焼き、練り、揚げ | あん、焼き、練り、砂糖 | 押し、焼き、あめ、揚げ、豆、米 |
洋菓子 | スポンジ・バターケーキ、シュー、ワッフル、タルト、砂糖漬け | スポンジ・バターケーキ、タルト、砂糖漬け | チョコレート、アメ、ビスケット、スナック、ガム |
菓子別の保存方法と期間
菓子 | 常温(保存期間) | (ポイント) | 冷蔵(保存期間) | (ポイント) | 冷凍(保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|---|---|
ドーナツ | 約2日 | 手作りドーナツは当日。 食べきれなかったら冷凍する。 | 約2日 | 夏場は冷蔵庫へ。 | 約1ヶ月 | 小さめドーナツは1回分、普通のドーナツは1個ずつラップに包む。保存袋に入れて空気を抜いて密封 |
ケーキ | 向かない | 約2日 | 乾燥するので、ラップで包む。 フルーツ入りは傷みやすいので早めに食べる。 | 約1ヶ月 | 個別にラップで包み保存袋に入れる。フルーツ入りのケーキは向かない。取って冷凍。 | |
クッキー | 約1週間(開封) | おいしく食べれるのは3日ほど。 | 向かない | 約2週間 | 保存袋に入れて空気を抜いて冷凍。焼く前の生地状態でも可能。 | |
ようかん | 約2日(開封) | 未開封なら長期。開封したら早めに食べる。 | 向かない | 約2週間 | 食べる1回分の量ごと小分けにラップし保存袋に入れて密封する。 | |
大福 | 約1~2日 | 湿気の少ない冷暗所。 | 向かない | 約2週間 | 1個ずつラップでしっかりと包み、保存袋に入れて冷凍。 | |
今川焼 | 約2日 | すぐ食べないなら冷凍。 | 約2日 | 夏場は冷蔵庫に保存する。 | 約1ヶ月 | 1個ずつラップで密封し冷凍。 |
せんべい | 約2~3日(開封) | 食べきれない場合は冷凍。 | 向かない | 約2週間 | 保存袋に入れて空気をぬくようにし密封して冷凍。 |
小麦の種類
硬質小麦 | 中間質小麦 | 軟質小麦 | デュラム小麦 | |
---|---|---|---|---|
タンパク質の量 | 多い | 普通 | 少ない | 多い |
性質 | 粘弾性(粘り・弾力性)が豊富 | 粘弾性は普通 | 適度にやわらかい | 胚乳が黄色味を帯びているため薄黄色 |
小麦の種類 | 強力粉 | 中力粉 | 薄力粉 | デュラムセモリナ |
主な用途 | パン・中華麺・ピッツァ | うどん・その他の料理 | ケーキ・お菓子・天ぷら・その他の料理 | パスタ |
産地 | アメリカ・カナダ | オーストラリア・国内産 | アメリカ産 | カナダ産 |
保存方法 | 常温、涼しい乾燥した場所 | 常温、涼しい乾燥した場所 | 常温、涼しい乾燥した場所 | 常温、涼しい乾燥した場所 |
保存期間 | 約6ヶ月、開封したら1~2ヶ月 | 約1年、開封したら1~2ヶ月 | 約1年、開封したら1~2ヶ月 | 約6ヶ月、開封したら1~2ヶ月 |
その他
- 全粒粉
小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にした小麦粉で食物繊維やミネラル、ビタミンや鉄分を含む。シリアル食品や健康食品、クッキーなどに使用
- グラハム粉
全粒粉の一種で小麦の胚芽を通常の小麦と同様の細かさにひいたものと表皮と胚芽を粗挽きにしたものを混ぜたもの
- 浮き粉
小麦からグルテンを取り払い残ったでん粉部分で作った小麦粉。加熱すると透明になる。和菓子や点心、中華料理に使用
主な保存方法
- 常温
使用頻度が高く、早めに使い切るようであれば常温保存が可能です。小麦は湿気に弱いため、シンクの下や床下など湿気のこもりやすい場所での保存は避けましょう。
- 冷蔵
開封したもので、しばらく保存したい場合や夏場は冷蔵保存をおすすめします。袋のままではにおい移りするかもしれません。また冷蔵から常温に置いたときに結露が発生しますので気をつけましょう。タッパーなどに入れて開封した日をマジックなどで書いておくと便利です。
注意すること
次のような小麦粉は、廃棄しましょう。開封したら早めにすることが重要です。
大きな袋に入った小麦粉を購入するよりも小さいサイズの小麦粉を購入して使い切っていく方が品質的には安心です。
- カビが生えている
- 酸味がある
- 賞味期限を大幅に過ぎたもの
- 高温多湿の中に置いていたもの
- 直射日光が当たっていたもの
主な保存方法
- 常温
比較的に涼しい場所で、温度・湿度が低く、日の当たらない場所が適しています。
- 冷蔵
野菜室がおすすめで、常温よりも2倍のおいしさが持続されるため、スペースがあるなら野菜室がおすすめです。 - 虫の発生
温度18℃以上で多湿の条件がそろうと虫が発生してしまいます。18℃以下ではほとんど活動はしませんが、死滅するわけではないので気をつけましょう。なお虫がいたお米は食べても害はないといわれており、捨てずによく洗米して浮いてくる虫などをよく洗い流せば炊くことができます。
常温保存のポイント
- 直接日光が当たらない場所であること
- 電子レンジや冷蔵庫など温まりやすい場所におかない
- シンクの下にしまうことが多いが、湿気がたまりやすい場所であるので適さない
- 排水まわりに置くとお米に水がかかりカビが発生するので注意が必要
- できるだけキッチンの流しから離して保存する
冷蔵保存のポイント
- 乾燥を防ぐために購入時の袋には、見えない小さな穴が開いているので使用せずに、密封できる保存袋か容器、ペットボトルなどを利用する
- 冷蔵庫では、野菜室がベスト。冷蔵室なら冷気が直接当たらないドアポケットなどに入れる
米びつの掃除
- 米びつを使用するときには、掃除をこまめにすることが大切です。米カスや米粉、米ヌカが残っていると新しい米の老化を早めるほか、虫が卵を産み付けることがあります。
- 米びつに米が残っているときには、必ず上から新しい米を足すのではなく、一度米びつを空っぽにして、毎回内側をこまめに掃除してから新しい米を入れましょう。
お米の保存期間
店頭にあるお米には、精米した年月日の記載はあるものの、賞味期限は書かれていないものが多いことに気づきます。なぜかというとお米は気候や温度、保存方法で美味しく食べられる期間が変わってくるからです。すぐにダメになることもあれば、長時間ほど持つ場合もあるのです。おいしいご飯を食べるためには、自分の目で見て保存期間を判断することが重要です。
- お米は賞味期限の記載がありませんが、生鮮野菜と同じです。鮮度でお米を炊いたときの旨味と仕上がりが違います。買い置きよりも、適量をこまめに買うことが秘訣です。
- お米の賞味期限は食べられなくなる期限ではなく、保存の開始時と比較して味に差が出てくる期限のことをいいます。
- 長く保存するなどすぐ使用しない分は、精米せずに玄米のまま保管しましょう。モミほどの効果はないですが白米で長期保管するよりは保存効果があります。
精米してからおいしく食べられる期間
保存場所 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
---|---|---|---|---|
常温・冷暗所 | 1ヶ月 | 適さない | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
冷蔵庫 | 2ヶ月 | 3週間 | 2ヶ月 | 3ヶ月 |
保存方法のポイント
冷蔵の場合
魚を買ってきたら、そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、内臓や血を残さないように下処理をしておくことをおすすめします。
冷蔵庫に入れておいてもどんどん鮮度が落ちていくので、内臓と血合いを早く取ることが鮮度を保つポイントです。
- 血合い
完全に血合いを落としておきましょう。血合いに包丁で線を入れておくと洗い流すことができます。
- 頭を落とす
頭にはエラなど血の多い場所です。きれいに血を落とすのが難しいのでどうしても血を残しやすい場所でもあり、頭をそのまま落とすことも必要です。
- 内臓を出す
内臓を包丁で取り除きましょう。
冷凍の場合
丸ごと冷凍する場合は、袋か容器に水を張った中に魚を入れるのがコツです。内臓は取り出さずにそのままですぐ冷凍しましょう。
魚別の保存方法と期間
魚 | 冷蔵(保存期間) | (ポイント) | 冷凍(保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|
アジ | 当日中に使う | 下処理するか、切り身にする。水気を拭き取り、空気をぬいておく。 | 約2~3週間 | 丸ごとは、水を張った容器か袋にそのまま入れる。切り身は、チャック付きの保存袋に入れて空気を抜いて保存。 |
サケ | 約1~3日 | 冷蔵の場合は鮮度が落ちてくるので早めに調理する。 | 約2週間 | 1切れに対してお酒小さじ1杯振りかけてから20分ほど置き、出てきた水分や汚れを拭き取る。フリーザーバックに入れる。 |
マグロ | 当日中 | 刺身などのスライスよりも柵タイプの方が、保存が効く。また醤油やオリーブオイルなどに漬けてもさらに保存が効く。ドリップに注意。 | 約2週間 | 水分を拭き取り、フリーザーバックに入れる。スライスより柵のままが理想。 |
サバ | 当日中 | 痛みやすいので内臓をとること。水分を拭き取りアップをしておく。 | 約2ヶ月 | 塩を振って10分間置くと水分が抜けてくるので、洗い流してペーパーで拭きとる。ラップに包んでフリーザーバックに入れる。 |
エビ | 約1~2日 | 頭や背わたを取り除き塩や片栗粉で揉み洗いし、水で洗ったら水気を拭き、密封できる袋や容器に入れる。オイルや麹につけると保存が効く。 | 約1ヶ月 | 生でもボイルしたものでも冷凍可能。生の場合は一度水にくぐらせてから冷凍。 |
イカ | 約3日 | 下処理をしたら適当な大きさに切って水気を拭き、1回分ずつラップに包んで保存袋に入れる。 | 約1ヶ月 | 生のイカは腐りやすいワタを取りよく洗い、ペーパータオルなどで水気を拭き取りラップに入れる。凍ったらさらに保存用袋に入れる。下処理してボイルしたものでもよい。 |
タコ | 約3~4日 | 茹でているタコはそのまま購入時のトレイに入ってる状態でもいい。熱湯で処理してから保存。 | 約2~3ヶ月 | 生のタコは下処理せずにそのまま洗わずに密封袋に入れて冷凍する。ゆでダコは茹でたら水気を拭き取りつかいやすいおおきさに切って密封袋に入れて冷凍。 |
アサリ | 約1~2日 | ボウルかバットに食塩水を張り、あさりを入れ冷暗所であく抜きをしてから冷蔵庫に入れる。 | 約2~3週間 | 塩抜き、水気をとって、殻付きのまま保存袋に入れる。できるだけ平らにし空気を抜いて冷凍庫へ入れる。 |
サンマ | 約2日 | 冷水で表面の雑菌を洗いペーパーで拭き取る。ラップか保存袋で包む。空気が入らないようにする。2日以内に加熱調理すること。 | 約3週間~1ヶ月 | 頭と内臓をとりのぞき、血をよく洗い流す。水気をペーパーで拭き取り、ラップで1尾ずつしっかり包む。吸気を抜いて冷凍。食べるときは加熱調理をすること。 |
主な保存方法
常温
低温になると成分が分離してしまう、冷やし過ぎない方がいい、乾燥に弱いなどの調味料。
- 冷蔵
常温では腐ってしまう、味が低下する、湿気に弱い、酸化しやすい、複数の調味料でできているなどの調味料。
調味料の保存方法と期間
調味料 | 常温(保存期間) | (ポイント) | 冷蔵(保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|
塩 | 長期 | 開封後は密封できる容器に入れる。 | 長期 | 冷蔵庫から出すときの温度変化による結露に注意する。 |
醤油 | 約1~2年(未開封) | 涼しい冷暗所 | 約1ヶ月(開封後) | 空気に触れると酸化が進むので品質が低下していく。 |
味噌 | 約2~3ヶ月 | 未開封なら約6ヶ月まで可能。 | 約1年(無添加)・賞味期限内(だし入り) | 開封したものは1年以上で使えても風味がおちてしまう。 |
酢 | 約2年(未開封) | 開封後は酸化していくので冷暗所に保存し、約6ヶ月で使い切る。 | 約1ヶ月(ポン酢・すし酢) | 開封したら夏は冷蔵の方が風味が保てる。ポン酢・すし酢は腐るので冷蔵で保存。 |
みりん | 約1~1年半(未開封) | 本みりんは開封後も常温保存。 | 約3ヶ月(開封後) | みりん風調味料は開封後は冷蔵必須。 |
ケチャップ | 約1年弱(未開封) | 直射日光を避け、温度変化の激しくない場所に保存。 | 約1ヶ月(開封後) | キャップは閉め、上にして保存する。 |
マヨネーズ | 約10ヶ月~12か月(未開封) | 冷暗所に置く。30℃を超える夏場は冷蔵にする。 | 約1ヶ月(開封後) | 10℃以下の低温に弱いので、冷蔵するときには注意する。野菜室がよい。 |
ソース | 約2年(未開封) | 買い置きはせずに、無くなる前に購入する。 | 約2~3ヶ月(開封後) | 冷蔵庫のドアポケットに入れる。別の容器に移した場合は約2週間で使い切る。 |
食用植物油 | 約1年(プラスチック容器・未開封) | 開封したものは約1~2ヶ月で使い切る。 | 向かない |
豆とは
大豆、小豆、そら豆、エンドウ豆などの果実・種子のことであり、単に豆と呼ぶ場合は大豆の種子のことを指します。またコーヒーの木の種子である、コーヒー豆のようにマメ科以外の直物の果実・種子も豆と呼ばれることがあります。
豆はたんぱく質を豊富に含み、栄養価が高く、ビタミンB群もバランスよく含んでいます。
豆類のタイプ
炭水化物を多く含むタイプ
小豆・エンドウ豆・そら豆などは、重量の50%が炭水化物です。たんぱく質が20%、資質が2%しかありません。健康維持やダイエットでお馴染みの「低脂肪・高たんぱく」とされています。
脂質を多く含むタイプ
大豆は、重量の20%が脂質で、たんぱく質も30%以上ととても多く含んでいるため「畑の肉」ともいわれています。炭水化物は30%で炭水化物を多く含むタイプの半分程度になっています。
豆の保存方法
豆 | 常温(保存期間) | (ポイント) | 冷蔵(保存期間) | (ポイント) | 冷凍(保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|---|---|
コーヒー豆 | 約2週間 | ジッパー付きの保存袋に入れる。瓶や缶よりも密封できる。 | 約1ヶ月 | 冷蔵と密封を重視する。できるだけ空気をぬく。 | 約3ヶ月 | フリーザーバックにしっかりと密封した状態で保存。いっぺんに冷凍して小分けに解凍する。 |
エンドウ豆 | 向かない | 約3日 | さやのまま乾燥しないように密封して野菜室に保存する。 | 約1年 | さやから出したら洗わずにそのままフリーザーバックに入れて密封し、空気を抜いて保存。 | |
小豆 | 約6ヶ月 | 乾燥気味の冷暗所の密封して保存。虫に注意。 | 約1年 | ペットボトルに入れて冷蔵庫のドアストックに入れてもよい。 | 約2~3年 | 長く使用しない場合はそのままフリーザーバックに入れて冷凍。小分けしてもよい。 |
そら豆 | 向かない | 約2~3日 | さやのままポリ袋か保存袋に入れて野菜室に保存する。 | 約1ヶ月 | さやから豆を出して、薄皮に放鳥で切り目を入れ薄皮を剥がす。フリーザーバックに入れて空気をぬいて保存。 | |
大豆 | 約2年(未開封) | 多湿でない冷暗所に密封した状態で保存。未開封なら保存が効く。 | 約1年 | 開封したら清潔な瓶に入れ密封した状態で野菜室に保存。 | 約1ヶ月 | 開封したものですぐ使わないなら、フリーザーバックに入れてそのまま冷凍する。 |
枝豆 | 向かない | 約3日 | 枝付きは枝ごとぬれた新聞紙に包み上から乾いた新聞紙で包む。野菜室に保存。 | 約1ヶ月 | 枝豆の部分を洗ってから水気を切って冷凍保存袋にいれ空気を抜いて保存。 |
保存のポイント
- 冷蔵
購入してすぐ使用するのであれば、いったん冷蔵で保存する。
- 冷凍
すぐ使わないなら購入してすぐ小分けにしてから冷凍する。 - 痛みやすさ
種類では、鶏肉、豚肉、牛肉の順になる。
形状では、ひき肉、薄切り肉、ブロック肉、ステーキ肉、かたまり肉の順になる。
肉別保存方法と期間
肉 | 冷蔵(保存期間) | (ポイント) | 冷凍(保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|
鶏ひき肉・合いびき | 当日 | ラップに包んで冷蔵庫に入れる。 | 約2~3週間 | 薄く平らにしてフリーザーパックに入れる。 |
鶏ムネ肉・モモ肉 | 約1~2日 | 表面の水気をペーパーでふいてからラップで包む。 | 約2~3週間 | 一口大の大きさにカットしたものをラップに包みフリーザーバッグに入れる。 |
鶏ささみ | 約1日 | 水気をよくとり、ラップで個別に包んで保存用袋に入れる。 | 約2~3週間 | 1本ずつ個別にラップで包んだものをフリーザーバッグに入れる。 |
豚ひき肉・合いびき | 当日 | ラップに包み直して冷蔵する。 | 約2週間 | フリーザーバックに薄く平らに入れ、板状にする。 |
豚薄切り肉 | 約3日 | 水分をふき、重ねずに一枚づつずらしながら薄く平らに重ねてラップで包む。 | 約1ヶ月 | 数枚ずつ重ねるなどしてから小分けにして、ラップで包んでからフリーザーバックに入れる。 |
豚ブロック肉 | 約3日 | ペーパーで水気をとりラップに包む。保存用袋に入れる。 | 約2~3週間 | 水気を拭く。小分けにしたものをラップして密封しフリーザーバックに入れる。 |
豚ステーキ肉 | 約2日 | 1枚ずつ個別にラップで密封し保存用袋に入れる。 | 約2~3週間 | 1枚ずつ個別にラップに包んでから、アルミホイルで包む。フリーザーバッグに入れ密封する。 |
豚かたまり肉 | 約2~3日 | 表面の水気をふいてからラップで包み保存用袋に入れる。 | 約2~3週間 | 使う量を切り分けラップに包みフリーザーバックに入れる。 |
牛ひき肉・合いびき | 当日 | ラップに包み直して密封して冷蔵庫に入れる。 | 約2~3週間 | そのままフリーザーバックに平らに入れる。使いやすい大きさに分けて包むと良い。 |
牛薄切り肉 | 約3~4日 | 使いやすい分量に分けてラップに包む。保存用袋に入れる。 | 約3週間 | 1人分ずつなるべく薄く平らに重ねてラップで包みフリーザーバックに入れる。 |
牛ブロック肉 | 約3~4日 | 使う分ごとにラップで包み、保存用袋に入れる。 | 約1ヶ月 | 表面の水気をよく拭き取り、ラップで包んだ上からアルミホイルで全部を包む。 |
牛ステーキ肉 | 約4日 | 1枚ずつラップで包み保存用袋に入れる。 | 約1ヶ月 | 水気を拭きとってから1枚ずつラップで包み上からアルミホイルで包む。 |
牛かたまり肉 | 約4~5日 | 肉の水気をふいてからラップで包み保存バッグに入れる。 | 約4週間 | 使う量に切り分けラップに包みフリーザーバッグに入れる。 |
主な保存方法
- 常温
多くの野菜は冷蔵庫の野菜室に保存しますが、イモ類を中心に一部の野菜は低温保存が向かないので常温で保存します。
- 冷蔵
野菜は水分でできています。収穫時の水分が失われると品質が落ちるためラップなどを利用して水分蒸発を防ぎます。
- 冷凍
冷凍する場合は使いやすいように小分けにしたり、ゆでるなど火を通してから冷凍すると便利です。
野菜別の保存方法と期間
野菜 | 常温 (保存期間) | (ポイント) | 冷蔵(野菜室) (保存期間) | (ポイント) | 冷凍 (保存期間) | (ポイント) |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャガイモ | 約2ヶ月 | 新聞紙で包むか、新聞紙を敷いた箱に入れて、 風通しの良い冷暗所に置く。 | 向かない | | 約2~3週間 | マッシュポテトにしてから冷凍にする。 解凍は自然解凍にする。 |
カボチャ | 約1~2ヶ月 | 丸ごとで風通しのよい涼しいところに保存する。 10℃前後での保存がベスト。 | 約5日 | 切ったカボチャは種とワタを取り除き、種とワタが入っていたところにキッチンペーパーを詰めてしっかりとラップに包む | 長期 | カットして下茹でをしたものを冷凍すること。 |
ニンジン | 約1週間 | 葉がついている場合は切り落とす。 泥がついたまま新聞紙に包みポリ袋に入れて立てる。 | 約3~4日 | 調理に便利な大きさにカットして固めにゆでる。 粗熱を取りタッパーか保存袋に入れる。 | 約1ヶ月 | カットして固めに下茹でをしたものを冷凍する。 |
キャベツ | 向かない | 約1~2週間 | 切るのではなくはがして使う。 芯を下に向けて立てて保存する。 | 約1ヶ月 | 千切りにして水によくつけてから水切りし冷凍する。 使うときにはスープや炒めて使う。 | |
ホウレン草 | 向かない | 約1週間 | 新聞紙に包み、ポリt袋に立てて入れて冷蔵庫で保存する。 | 約1ヶ月 | 下茹でしてから水気を絞りカットしてフリーザーバッグに入れる。 | |
キュウリ | 約1~2日 | 低温で冷やし過ぎない。冬場は常温保存ができる。 | 約10日間 | 水気をとりキッチンペーパーで包みラップする。 ヘタを上に立てて置く。 | 約1ヶ月 | 薄く輪切りに切ったものなら可能。 解凍すると柔らかいので和え物に使用する。 |
ナス | 約2~3日 | 冷やしすぎない。冷暗所で新聞紙に包んで保存する。 | 約1週間 | 新聞紙で包むかポリ袋に入れて野菜室に入れる。 | 約1ヶ月 | 切って水に浸してアク抜き、水気をふいてフリーザーバックに入れる。 解凍せずに使用する。 |
トマト | 約4~5日 | トマトがまだ青い場合は常温。冬場は常温で保存する。 | 約1週間 | ヘタの部分を下にしておく。重ならないように注意する。 | 約1ヶ月 | ヘタを取ってザク切りしたものをフリーザーバックに入れて保存。 |
玉ネギ | 常温 約1週間 冷暗所 約2ヶ月 | 冷暗所で保存。日の当たらない風通しのいい場所にネットなどにいれて吊るす。 | 約2週間 | 半分に切った玉ネギは、ラップに包んで野菜室で保存する。 | 約1ヶ月 | スライスかみじん切りにしてからフリーザーバッグに入れて保存。 解凍せずに使用する。 |
ニンニク | 約2~4週間 | 風通りのいい日陰でつるしておく。 | 約1~2ヶ月 | 株のまま新聞紙に包んで野菜室に入れる。 | 長期 | 皮をむいた状態のまま冷凍すると長期保存ができる。 |
ネギ | 冷暗所 約1ヶ月 | 冷暗所に新聞紙に包んで立てて保存する。 | 約1週間 | 新聞紙に包んでポリ袋に入れて野菜室に立てて入れる。 | 約1ヶ月 | 食べやすい形に切りフリーザーバッグに入れて保存。解凍せずに使用する。 |
ニラ | 向かない | 約3~4日 | ぬれた新聞紙で包みポリ袋に入れて立てて保存する。 | 約1ヶ月 | 水気を拭いてから、フリーザーバッグに入れて保存。 解凍せずに使用する。 |
うさぎの歯とは
うさぎの歯は犬や猫とは異なり、歯が伸び続けることが特長です。常に生えるということで「常生歯」と言います。うさぎは草食動物なので、草などを奥歯ですりつぶして咀嚼するので、その時に一緒に歯もすり減ります。ですから正常なうさぎでは歯が伸びすぎてしまうことはありません。
飼育している中でも、適切な牧草などをあたえていれば、歯がすり減るので伸びすぎるということは少ないでしょう。注意したいのは、柔らかいペレットや野菜ばかりを食べさせていると歯がうまく滑らずに歯が伸びてしまいます。
うさぎの歯の病気
うさぎの歯の病気では、「不正咬合」があります。この病気になると歯が曲がった方向に伸び続けてしまい、まがった歯が邪魔をして食べ物がうまく食べられなくなり、まがった歯が口腔内にささることがあります。
このようになった場合には動物病院で定期的に歯のケアをしなければいけません。一度「不正咬合」になってしまうと元に戻らないことが多いといわれていますので普段の食事の内容に気を付けましょう。牧草を多めに与えてペレットは与え過ぎないことが大切です。
うさぎの歯石について
うさぎにも口の中には億単位の細菌がいます。歯石などがたまると、歯周病に進み、さらに歯周病が進行すると歯肉が膿み、また全身にも細菌が回ることで、そのことが原因でさまざまな箇所で病気が発生します。
うさぎの歯については、歯石のケアをすることや歯石からの病気を発見するためにも、定期的に歯石を取りに病院に行くのがいいでしょう。
歯石で発生した細菌が原因の病気
うさぎの歯に関連する病気の中でも、特に歯周病が原因で膿瘍になるケースが多いといわれています。歯石や歯垢をほおっておくと大きな病気にまで病巣が大きくなってしまうので、うさぎの歯石はほおっておくと歯根まで炎症が進み、膿がたまってくると、うさぎの食欲が著しく落ちてくるため、食べるのが遅い、よだれが多い、顎の汚れが目立つ症状が出てきます。おかしいと気がつくこともあるため、常にうさぎの様子を観察することが大切です。
歯科衛生士のいる病院を探す
どこの動物病院でも、うさぎの歯の治療がしっかりできるとは限りません。特にうさぎの歯の治療ができる歯科衛生士がいる病院、あわせて予防歯科の対応もできる病院を調べておくといいでしょう。歯のケアは歯石をとることと歯周ポケットの洗浄も必要で、汚れの取り残しがあればそこから歯周病に進みます。治療する技術と設備が整っている病院がおすすめです。
ペットは大切な家族の一員と多くの飼い主は思うでしょう。ペットを飼うと、動物たちが私たちに与えてくれる大きな喜びや安らぎを感じることはよくありますが、ペットを飼うときのメリットとは何か。
ストレスの軽減
普段の生活の中では、どうしても気になるのはストレスがたまることです。ペットを飼うとそのストレスが軽減されます。特に人間同士での関係のストレスは人間ではない何かに触れることで軽減されます。ぬくもりを感じたりするペットが良いです。
孤独感を感じさせない
ペットを飼うと、常にそばにぬくもりを感じることができます。特に世話をすることで必要とされていると感じることができるために、孤独な気持ちにならないのです。
運動不足の解消
ペットを飼うと世話をしている中で一緒に遊んで、いつもより動くことができます。適度なダイエットをする時には、ペットと一緒にできたらいいでしょう。
育てることが自身の成長につながる
ペットを育てる際には、しつけも大切なことです。言うことを聞いてくれない、なかなか自分の教えたとおりにならないことがあります。飼い主に従順する分しつけを覚えるためには、時間がかかりますが、根気よく教えることで言うことを聞いてくれるようになるでしょう。そのようなやり取りで気づかされる事が成長の第一歩なのです。
キレイ好きになる
動物には特有の匂いがあります。ペットを飼うとエサをあげること、トイレの始末をする必要があるので日々の生活で、ペットの世話をおろそかにしてしまうと、たちまち悪臭を放つことです。ですからまめに掃除をするという習慣がつくことからキレイ好きになるのです。
幸せな気分になる
ペットをなでる事で幸せな気持ちになるとドーパミンとセロトニンの分泌が即されます。幸福と福祉に関する2つのホルモンで、ストレスを軽減させます。
命の大切さを理解できる
責任感が生まれることで、ペットは自分にとって大切なパートナーであるとともに、保護していく相手であるという認識が生まれます。人間よりも寿命が短いため、ペットの死を経験することがあるでしょう。大切な存在とのお別れは深い悲しみです。命の尊さを感じるでしょう。
家族が仲良くなる
リビングにペットが歩いているだけでみんなの視線が1つに集まります。ちょっとした家族のケンカ中にペットがそばに寄って入ってきたら、思わずケンカもストップするでしょう。ペットがいるだけで共通の会話がなくなってしまった家庭環境も変えてくれるのです。