グローバル化が進む中、子供の将来を考慮し幼児期より英語教育を考える方が増えています。ディズニー英語システムなど子供向けの英語教材も充実しており、できるだけ早く英語教育を始めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、幼児英語教育のメリットデメリットを見ていきたいと思います。
幼児英語教育のメリット
英語脳が発達する
幼児期から英語学習を取り組むことにより、英語脳が発達すると言われています。英語脳とは、英語で話すときは英語で物事を考える能力のことです。英語脳が発達していないと、英語で聞いた内容を一度日本語に翻訳して考え直すため、解釈に時間がかかります。一方で英語脳が発達していると、英語で聞いた内容をそのまま英語で理解することができるため、スムーズな会話ができるようになるのです。
英語耳が発達する
英語には日本語にない発音が多くあるため、大人から英語学習を始めるとなかなか英語が聞き取れず苦労することと思います。幼児期から英語学習を取り組むことにより英語に耳が慣れ、日本語にない発音でも自然と聞き取れるようになると言われています。
なお、この英語耳の発達は幼い頃の方が習得が早く、10~12歳をすぎると英語耳の発達は難しくなっていきます。
英語が好きになる
幼児英語教育では、音楽や絵本などを通して英語を学習することが多いです。子供にとっては楽しく英語学習ができるため、どんどんと英語が好きになるというメリットもあります。
幼児英語教育のデメリット
母国語の習得が遅れる
母国語がまだしっかりと身についていない段階で英語教育に力を入れすぎてしまうと、母国語の習得が遅れる場合があります。結局、英語も母国語も中途半端になってしまったという事例もありますので、母国語の習得が疎かにならないように、バランスを取りながら英語学習を取り入れることが大切です。
幼児英語教育を始める時期
幼児英語教育の開始は、「早ければ早いほど良い」です。理想は0~6歳の間に開始することとされています。
0~3歳
音楽や絵本を通し、できるだけ英語と触れ合う機会を作ることで、自然と子供が英語を耳から吸収できるようにしましょう。
4~6歳
4~6歳は発語も増え、子供がどんどんとコミュニケーションを取ることができるようになる時期です。この時期には、英語を使って積極的なコミュニケーションを取る学習方法にシフトするのがベストです。
幼児英語教育を受ける方法
幼児英語教育を取り入れる場合、以下のような方法があります。
- 英語の曲を流す・歌う
- 英語の絵本を読み聞かせする
- 幼児用英語教材を使用する
- 英会話教室に通う
- プリスクールに通う
子供に合った方法で、子供自身が意欲的にそして楽しく学べる方法を見つけてあげることが大切です。