幼児期から英語学習をさせたいと考えている方に向け、本記事では幼児向け英語学習方法を簡単にまとめました。それぞれの学習方法のメリットデメリットから、お子様にあった学習方法を見つけてみてはいかがでしょうか?
1.地元の英語教室に通う
幼児英語学習でまず思いつくのが、地元の英語教室に通うことではないでしょうか。国際化が進む中、英語教室の数もますます増えています。大手以外でも、個人営業の教室もたくさんあります。
メリット
- ネイティブ講師が在籍している教室も多く、生の英語に触れることができる点が一番大きなメリットです。
- 意見を求められることが多いため、英語力だけでなくコミュニケーション能力も向上します。
- 英会話教室の多くでは季節ごとにイベントがあります。異国の文化に触れられる点もお子様にとって刺激的な体験となるでしょう。
デメリット
- 「入会金」「月謝」「年会費」「教材費用」とコストがかかります。相場は下記の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
入会費 | 3,000円~10,000円 |
月謝 | 6,000円~18,000円(月) |
教育費 | 1,000円~5,000円(随時) |
年会費 | 3,000円~15,000円(年) |
- 費用のわりにレッスン回数が少ない点もデメリットです。多くの場合週一回のレッスンとなっていますが、週一回程度ではなかなか英語力は身に付きません。
2.ディズニー英語
ディズニーが提供する、家庭向け英語学習プログラムも幼児英語学習の中で有名です。お子様にも親しまれやすいディズにーが提供する教材ということで、検討している方も多いのではないでしょうか?
メリット
- 教材のクオリティが高く、またさすがはディズニーといった感じで、子供の興味関心をうまく引き付ける教材づくりがされています。
- 教材の中には130曲以上の英語の歌が登場します。歌で自然と英語耳を作ることができる点もおすすめポイントです。
- ディズニーの人気キャラが教材に登場するので、お子様が楽しく学習することができます。
デメリット
- 教材の種類が豊富な一方で、すべてをそろえようとすると100万円以上のコストがかかります。幼児英語教育の中ではかなり費用は高いです。
- CDやDVDで英語を習得することはできても、習得した英語を使う機会がディズニー英語ではありません。とくにスピーキングに関しては、ディズニー英語だけでは学ぶことが難しいでしょう。
3.インターナショナルスクールの週末英語教室
インターナショナルスクールで週末限定で実施されている英語教室も人気を集めています。
メリット
- 週末1日で英語をしっかりと習得できるようプログラムが組まれています。1日で5時間という長時間のレッスンを設けている教室もあり、1回のレッスンの内容がかなり濃いです。
- 外国人講師が在籍していることが多く、ネイティブ英語を学ぶことができます。
デメリット
- 1回のレッスン時間が長いため、その分授業料も高くなっています。1回のレッスン料が2万円を超える教室もあります。
- レッスン時間が長いため、お子様によっては集中力を持続させることが難しい場合があります。
4.オンライン英会話サービス
最近では、DMM英会話などオンラインで英会話を学べるサービスも増えています。自宅で手軽にレッスンが受けられる一方、お子様がオンラインのやりとりだけでしっかりと英語を習得できるのか気になってる方も多いでしょう。
メリット
- いつでもどこでもレッスンが受講できます。送迎も不要のため、親の負担は少ないです。
- 費用が安く、月額4000以下で受講できるオンライン英語も多くあります。
デメリット
- レッスン中は約30分ほどは少なくともPCやスマホの前でじっとしておかなければいけません。お子様によってはレッスンに途中で飽きてしまう可能性も考えられます。
- オンライン英会話の多くは、レッスンを受けるために予約が必要です。人気の講師の場合はなかなか予約がとれないことも多くあります。
- オンライン英会話の講師には、フィリピン人が多いようです。アメリカやカナダ、イギリスといった本場の英語に触れさせたいと考えている方には不向きでしょう。