入学前までにできるようにしておくと小学校生活がスムーズです。
あいさつと返事
人との関係をスムーズにするためにも、必要となってきますし、慣れない環境で初めて接する先生や友達との関わりを円滑にしていくことです。授業の場面でも必要になってきます。
自分で着替えができる
身支度にもつながりますが、小学校では体操服に着替えて体育を行います。着替えて行動するということを自分の責任で行わなければいけないので、着替えができるということは必要です。
箸を正しい持ち方で使える
給食は、教育のひとつとして行われますが、自分たちで配膳などしていきます。食べることも教育の一部なのです。お箸を使う場面ももちろんありますので、この際に困らないように使えるようにしておくといいでしょう。
整理整頓ができる
小学校では、持ち物の管理も自分で行います。自分のものを管理するということは、自分のものを大切にするということです。集団生活の中では大切なことですし、教科書やノート、プリントが、机の中にぐちゃぐちゃに入っていては困ります。整理整頓の習慣がついていると助かります。
時間を意識して行動ができる
小学校は時間割にもとづいて動いています。時間を意識して行動しないと、小学校での生活についていくことは難しいです。時間を意識して、予測しながら行動するということができるといいでしょう。
早く寝て、早く起きることができる
幼稚園や保育園では送迎してもらっていましたが、小学校になると自分で登下校をします。時間によっては、のんびりとした朝を過ごしていられないという日もあります。急に生活のリズムを変えていくことは難しく、体調にも影響するので、事前に生活リズムを整えておくことも大切です。
入学する前にする学習
小学校の入学前に気になるのは、学習面でしょう。小学校生活に慣れていくことに集中できるようにすすめていきます。ひらがなの読み書き、漢字が書けた方がいいのか、計算や掛け算ができていた方がいいのかなど学習面が心配です。
小学校という勉強をしていく場所に環境が変わりますし、環境や生活の面で慣れていかなければならないことがたくさんあります。そんな時に、少し学習面で先取りしておくと環境の変化や友達とのかかわりに集中することが可能です。ひらがなの読み書き、数字の読み書き、10までの足し算引き算ができると、勉強への最初の入りが楽になるでしょう。
入学前にできることを考えるときには、学力自体は小学校でこれから学んでいくので、あくまでも「小学校の生活に慣れる」ということが大切で、なじんでいくことができるようにするための準備であるということを忘れないようにしましょう。