小学生でも受けることができる検定があります。検定を受けることは次のようなメリットがあります。いろいろなことに興味を持ち始める時期ですが、子供の才能を伸ばすきっかけにもなるでしょう。
勉強への興味がわく試験に慣れる中学受験に有利好きなことが見つかる小学生が受けることができる検定日本漢字能力検定(漢検)漢検について詳細検定の目的漢字の意味をしっかり理解して、文章や会話の中で正しく日本語が使えるようにする能力の検定。おすすめのレベル漢検は1級から10級まで。小学生は8級から10級がおすすめ。合格基準8級~10級:150点満点、合格ライン80%程度、筆画を正しく、とめ・はね・はらいなど明確に書かれた字を採点の対象とする。誰が見てもわかる字を書くこと。メリット学びの習慣がつく。自信と挑戦心が芽生える。漢字は基礎学力の中心なので基礎学力が身につく。教科書の理解が早くなる。公式URLhttps://www.kanken.or.jp/実用数学技能検定(数検)文検について詳細検定の目的算数の実力を知ることが出来る、全国レベルの検定。1級から11級、準1級、準2級、かず・かたち検定など15の階級がある。おすすめのレベル6級~11級+かず・かたち検定を算数検定というが小学生におすすめ。合格基準6級~8級:50分、全問題の70%程度。9級から11級:40分、全問題の70%程度。かず・かたち検定:40分、15問中10問の正解で合格。メリット数の楽しさ、数学の不思議をより幼いころからふれておくことで、苦手意識を持たずに成長することができる。論理的な思考力、コミュニケーション能力、読解力、応用力、多角的な視点が身につく。公式URLhttps://www.su-gaku.net/suken/
日本理科学検定(理検)数検について詳細検定の目的理科の学習者を積極的に評価し、日常生活に役立つ科学的な知識や物の見方を高めて、これからの時代を担う技術や地球環境の維持に必要な基礎力を養う。理科検定には、「理研STEP」と「理研SCORE」の2種類がある。
おすすめのレベル小学生低学年から学校や自宅のパソコンを使って受けることができる「理研SCORE30」がある。小学生から受けることができる6級~8級は、出題範囲が小学4~6年生、9級~11級は、小学1~3年生程度のレベル。
合格基準理検STEPでは、文部省の新学習指導要領に沿った教科書の内容から出題。70%の評価が必要である。理研SCOREでは、点数(スコア)制で評価するが問題数は1問10点で加算され、SCORE30の場合は300点満点で評価される。
メリット文部科学省の学習指導要領を反映した「検定基準」に基づき作成されているので、検定の対策が、理科の予習や復習の基礎固めになる。理科はものづくりの原点。ものづくりのセンスが理科によって養われる。公式URLhttps://www.rikakentei.com/
歴史能力検定(歴検)歴検について詳細
検定の目的入試対策や知識の腕試しなどの様々な歴史学習学校で学ぶ知識を中心に幅広く出題する。試験問題は1級から5級までのレベルで分けられ、3級からは「日本史」と「世界史」にわかれている。学校受験のための勉強とは違い、生きた歴史の知識と理解を身につけるための検定。おすすめのレベル小学生は5級がおすすめ。小学校修了程度の基本的な日本史の問題が出題される。
合格基準3肢択問題(40問)50分。合格基準については正解率60%が目安となる。メリット小学生が自分の歴史知識を試すのに最適。歴史を勉強すると興味が広がり、政治・経済・文学などにつながる。1級については、修士・博士・大博士の称号の認定がある。公式URLhttp://www.rekiken.gr.jp/
家庭料理技能検定(料検)
料検について
詳細検定の目的小学生にすすめる目的は、小学生の頃からしっかりとした心と体づくりをする、健康な生活ができる食の知識を身につけることが大切。正しい食生活のしかたや、伝統的な食の文化を身につけることが、祖先から受け継がれてきた日本の食文化を引き継ぐことにつながる。食育も兼ねている。
おすすめのレベル小学生は料検5級がおすすめ。45分で50問を解く。「食生活と栄養」「調理と衛生」の2つの課題について問題がそれぞれ25問ずつ出題される。合格基準50問のうち30問以上の正解で5級に合格。45問以上の合格者には「料検プラチナ5級」に認定され称号がもらえる。メリット食についての知識や、食を選択する力を養うことができる。食事に興味を持つ。公式URLhttps://www.ryouken.jp/app_home.action